理事長ご挨拶
社会福祉法人来福は子どもから高齢者まで関わるすべての人たちの人権が守られ夢と希望をもち、日々明るく楽しく自分らしく生活ができるような地域社会の構築実現に使命感をもち全力で前進して参ります。近年は、子育て支援の必要性が認められ、待機児童問題など社会的関心が高まりを見せております。
平成27年度の調査では、三重県全体で412人中でも四日市が一番多く124人の子供たちが保育園に入りたくても入れない状況の中、その背景を見ると核家族が増えるなど社会的条件の変動が大きく、子育てをめぐる環境はますます困難でさまざまな問題が深刻化しているのが現状です。閉鎖的な状況で育児に孤軍奮闘している母親が、ひとりの人間として自立が可能になり、育児中であっても社会参加が可能となり性別分業を脱して男女が協力し合い育児に関われる環境創りが必要であります。
そのためには地域全体が、親と子を温かく見守り手を差し伸べ、地域の育児力の強化が求められます。
私たちはその地域育児力強化の一翼を担い、こどもたちが夢と希望に満ち溢れ、笑顔で日々の生活を送ることができるよう環境創りに努めてまいります。
私たちは地域の宝である多くの児童を預かるという社会的責任と保育の公共性を考え、さらに充実した健全な保育所運営を図り、地域に開かれた保育所創りを進めるために法人理念のもと社会福祉法人来福を設立いたします。
理事長
溝口 泰司